一般の方へ
ごあいさつ
草間 時彦
新年に寄せて

会長 草間 時彦

青葉若葉が目に鮮やかな6月、当協会の第11代会長に就任いたしました。

我が国は、少子高齢化に伴う人口減少が急速に進み、全国の空き家が850万戸に達しようとしている中で、生産年齢人口の減少による企業活動の停滞が危惧されています。

そのようななか、新型コロナウイルス感染症が世界に悲劇と混乱をもたらしています。一滴の水が濁流となって襲うかのように、新型コロナウイルスの感染が瞬く間に世界に蔓延拡散し、おびただしい数の感染者、死亡者が確認されています。

我が国においても、感染者は1万7千人を超え、亡くなられた方も9百人に達しており、国民の疲弊感とともに産業や経済への打撃は計り知れず、未曾有の国難にあると言えます。

このように厳しい社会情勢ではありますが、働き方改革を先取りするように、この国難を機にICT等の活用によるテレワークやWEB会議など、今少し先のことと思われていたことが常態化する中で、学校や日常生活の場等にも拡がりを見せるなど、先端技術に心を託し、過去を尊びながら未来を見据える新しい社会が芽生えようとしています。その上で、柔軟な発想と細やかな感性を備えた誠実な国民性が新たな日本へと導くものと信じ、期待しています。

このような歴史の変わり目に任につく責任の重大さに身の引き締まる思いがしておりますが、本会には五十有余年に亘り築かれてきた公益法人としての誇りがあります。変わりゆく社会を真摯にみつめ、不動産業界における事業環境の改善に力を注ぐとともに協会事業のICT等による効率化を図り、県民、国民の皆様に寄り添いながら、相談事業を始めとする事業活動の活性化に取り組んでまいります。

不動産は国民全ての財産です。この貴重な財産を託された者としての社会的使命を強く自覚し、不動産業が国民生活、経済成長を支えるとの信念のもと、6千6百会員一同決意も新たに、より一層社会の発展、振興に向けて専心努力してまいりますので、私達の活動に従前同様ご理解、ご支援賜りますようお願い申し上げます。

2020年6月 令和2年度通常総会にて

2020年6月 令和2年度通常総会にて