令和7年10月16日 横須賀三浦支部大会議室にて米海軍横須賀基地より
緒方総務部長、民間住宅担当:亀崎様、検査官:小清水様にご出席いただき、
当支部から矢込本部理事、竹永本部理事、増田副支部長、鈴木広報啓発委員長が出席し、意見交換会が開催されました。
まずは、トランプ政権によるGovernment shutdownについてご説明いただき、既に会員の皆様には周知のとおり、これが長引くと賃料の遅れが発生する可能性が出るとのお話でした。
会員の皆様には下記についてご協力をお願い致します。
①ゴミ問題(入居時)
分別や出し方、出す場所・時間が間違っており、近隣住民が直接市役所へ電話をする場合がある。
ベースでも赴任時のブリーフィングで説明をしているが、入居時に会員からも詳しく説明をしましょう。
英文パンフレットやゴミ袋も1セット用意をするとよいでしょう。

また、近隣住民やマンションの場合は管理人に入居者の紹介をしましょう。
②ゴミ問題(退去時)
退去時に時間がなく、ゴミを分別せずに出してしまう、家具等も出してしまう方がいる点。
退去の連絡が入った時点で家具等の処分の仕方、処分業者の紹介などの声がけをしてみましょう。
この件についてはベース側からの注意喚起をお願いしました。
③戸建住宅の除草等
近年の猛暑の影響もあり、庭の雑草の成長が著しく、苦慮している点。
樹木の枝の伐採と除草のセットで年2回の実施でいいので賃貸人にご理解をお願いしましょう。
④カビ問題
こちらも猛暑の影響でエアコンのつけっ放しにより室内にカビが発生している点。
入居時にエアコンの設定温度、つけっ放し禁止、換気をすることを念入りに説明して下さい。
また、ベースでも配布していますが、こちらのカビ予防のパンフレットを渡して下さい。
気温が高くなる5月頃に再度、入所者に上記の注意喚起を行って下さい。
⑤今後の民間住宅
米海軍トップの方針で、軍人の住環境を向上させるため、オフベース住宅に住む若い方が増える予定である。
上記のゴミ問題の他、騒音等の問題が出る可能性もあるので、入居時に日本でのルールをしっかり説明する必要があります。
また、賃料設定については、今般のGovernment shutdownのような場合には、自己負担率の高い高額賃料の設定をされた物件は、賃料の遅れる率も高くなるので、それを考慮した設定がよろしいかと思います。
最後に亀崎様より、ベース賃貸は良い点もあるが、大変なこともたくさんあるので、今後も宅建協会と協力してやっていきましょうというお言葉をいただきました。
(広報啓発委員長 鈴木綾子)