今年も宅建協会横須賀三浦支部の秋季旅行が行われ、20名で2泊3日の日程で韓国を訪れました（11月4日〜6日）。11月に入っても天気が不安定でしたが、旅行中の3日間は日本も韓国も見事な秋晴れに恵まれました。

 

1日目：羽田〜ソウル・市内観光

9時45分に羽田を出発し、12時25分に金浦空港に到着。観光バスに乗り込み、昼食会場へ向かいました。本場の石焼ビビンバをいただき、想像していたよりも優しい味にほっと一息。お腹を満たした後、観光へ出発です。

ソウル市内では、世界遺産にも登録されている昌徳宮（チャンドックン）と国立民族博物館を巡りました。昌徳宮は正宮である景福宮の離宮として創建され、創建当時の面影を色濃く残す宮殿です。敷地内には仁政殿、宣政殿、大造殿など13棟の木造建築や、李朝時代の王朝庭園「後苑（秘苑）」があり、韓国の造園技術の粋を感じることができます。

 

観光後、明洞へ向かいホテルにチェックイン（予定より1時間遅れ）。18時頃には外も暗くなり、明洞の街はネオンに彩られて活気に満ちていました。夕食は徒歩で移動し、サムギョプサルを堪能。脂の甘みと韓国の軽めのビールの相性が抜群でした。食後は自由に明洞の街を散策し、買い物や街歩きを楽しみながら1日目を終えました。

 

2日目：自由行動とグルメ

朝起きると、昨夜とは一変して爽やかで都会的な街並みが広がっていました。2日目は自由行動。グループごとにカジノ、観光、街探索、推し活などに分かれて行動しました。

私たちは**広蔵市場（カンジャンシジャン）**を探索した後、江南（カンナム）のオフィス街へ。まるで六本木のような大都会の雰囲気を楽しみました。夕食はホテル近くで、ワタリガニを醤油ベースで漬け込んだカンジャンケジャンを初体験。新鮮な蟹の味に舌鼓を打ちました。

 

3日目：お土産探しと帰国

 

最終日はお土産購入に走る方が多く、ホテル周辺の店舗やソウル駅前のロッテマートに足を運びました。私もスーツケースが許す限り韓国海苔を購入。昼食はローカルな食堂で「街コリアン」を味わいました。

旅行中はタクシーと地下鉄を駆使して移動。特に地下鉄はGoogleレンズとマップを活用し、まるで謎解きのような冒険になりました。あっという間に楽しい時間は過ぎ、19時30分発のフライトで羽田に戻り、21時30分に帰着しました。

昌徳宮の見どころ

• 正門：敦化門… 大韓民国最古の門。
• 錦川橋… 大韓民国最古の橋。
• 仁政殿・宣政殿・大造殿… 正殿、王の執務室、王と王妃の寝殿として利用。
• 後苑（秘苑）… 李朝時代の王朝庭園。あずまやや人工池が配置され、韓国造園技術の極致を体感できる。

昌徳宮は1623年に再建された景観を今に残しており、歴史と文化の深さを感じることができる名所です。

 

旅を終えて

帰国後、今回の旅行を振り返ると、観光、食事、街歩き、自由行動など、それぞれが思い思いの体験を満喫できた充実の3日間でした。

• 昌徳宮や国立民族博物館で歴史や文化に触れたこと
• 明洞や江南での街探索やショッピング、地元グルメの発見
• 広蔵市場やカンジャンケジャンなど、普段味わえない食体験

どれも印象深く、参加者同士の会話や笑顔もあふれ、旅行の楽しさが一層増しました。また、地下鉄やタクシーを駆使した移動で、まるで韓国の街を探検しているかのような感覚を味わえたことも特別な思い出です。

今回の旅行を通して、参加者同士の交流が深まり、日常では味わえない非日常の時間を共有できたことが、何よりの収穫でした。次回の旅行も、また皆で楽しい思い出を作れることを楽しみにしています。

（広報啓発副委員長　佐々木将和）